第19章 元気があるなら自分の訓練にもっと気を配れ

平山亜美の視点:

 この一言を口にするのに、私の勇気はほとんど全部持っていかれた。

 胸が爆ぜそうなくらい脈打って、頬が熱い。視線なんて、まともに向けられるはずもない。

 宮下駿介は、明らかに固まった。

 彼は私を見ている。深い瞳の底に、緊張と期待でぐちゃぐちゃになった私の顔が、はっきり映っていた。

 沈黙。

 長い、長い沈黙。

 その重さに押し潰されそうで、息の仕方すら分からなくなる。

(やっぱり、唐突すぎた?)

(そんなこと、想像もしてなかった?)

(私、突っ走りすぎで……これって……)

 耐えきれなくなって、目を逸らそうとした。乾いた笑いで誤魔化して、『あはは、冗...

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