第33章 俺は必ず彼女を殺す

宮下駿介の視点:

「下がれ! 全員下がれ! 銃を下ろせ! さもないと、こいつの喉を今すぐ掻き切るぞ!」

凶悪犯が怒鳴り散らし、刃がさらにぐい、と食い込んだ。

ちくり、とした痛み。生温かいものが首筋をつたって流れ落ちる。

警官たちはじりじりと後退せざるを得ず、現場の空気は限界まで張り詰めていた。

少し離れたところで、平山亜美が地面にへたり込んでいる。両手で口を塞いだまま、堰を切ったように涙が溢れていた。

立ち上がろうとしても、脚が震えて動けないらしい。

「来るな、亜美! そこにいろ、動くな!」

首の痛みを噛み殺し、俺は低く怒鳴った。

凶悪犯は俺を引きずり、ようやく車の横まで辿...

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