第31話

大毅から『?』というメッセージが届き、その後、妙な沈黙が続いた。

大毅『あの雲の上の存在である藤原社長にも、人に嫌われる日が来るなんてな?』

大毅からのプライベートチャットを見つめながら、和也は目を細め、鼻で笑った。

面白い。

大毅『俺が調べてやろうか?』

k『不要だ』

彼はすぐにパソコンをシャットダウンし、さっさと部屋を出た。

部屋では、葵が急な眠気に襲われ、スマホを放り投げて目を閉じた。

やはり、仕返しをした後は気分がいい。

和也が寝ようと寝室に戻ると、葵が一人でベッドを占領していた。

彼はベッドの脇に立ち、大の字になって眠る彼女の姿を見下ろしながら考え込んだ。

彼...

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