第67章

「清水四葉、どうやってこんな場所見つけたの? 広いし、設備もやたら豪華だし……完全にプライベートの別荘って感じで、一般に開放してるように見えないんだけど……」

スーツケースを引きずって玄関をくぐった三人は、そろって言葉を失った。

星川千奈と千鳥結亜は、顎が外れそうなほど目を見開いている。

「友だちが紹介してくれたの。『好きに使っていい』って」清水四葉はさらりと笑う。「でも、さすがに悪いから相場どおりに宿泊費は払ったよ」

「鳴瀬家の別荘と比べたらどう?」千鳥結亜が星川千奈の肘をつつき、信じられないという顔で聞いた。

星川千奈は一瞬きょとんとして、答えられなかった。

「って、またあの...

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