第220章

バスルームから水音がさらさらと流れ、星谷由弥子は興味津々といった様子で執事に赤ワインを一本持ってこさせた。

テーブルの上を片付け、ワインとキャンドル、それにちょっとした軽食を並べると、部屋の雰囲気は瞬く間に様変わりした。

ちょうど準備が整ったところで、バスルームのドアが開く。

天宮和人が湯気をまとって中から出てきた。

バスローブが緩く彼の身体にかけられ、歩くたびに、きめ細かく引き締まった胸板が大きくあらわになる。

髪からはまだ水滴が滴り落ちており、そのいくつかは角張った輪郭の顔を伝って、セクシーな鎖骨と胸元へと滑り落ちていった。

そんな天宮和人の姿は、どういうわけか人を惹きつける...

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