第138章

「投稿?」

日向雫と神田弥央は顔を見合わせ、ただならぬ気配を察して渡辺夏央にもう一度問い返した。

「どの投稿?」

渡辺夏央は不機嫌そうにしながらも、正直に答える。

「SNSに流れてるやつだよ」

日向雫はすぐ神田弥央へ視線を投げた。問いかける目。

――あんたが出したの?

神田弥央は眉をひそめ、目をまん丸にして無実を訴える。

――違うに決まってるでしょ!

拡散させるにしても、せいぜい自分の投稿のはずだ。こんな件を投下するわけがない。

日向雫がスマホを開くと、どのアプリも同じ投稿を押し出していた。

彼女だってSNSは使い慣れている。おすすめ欄に載るのは日常茶飯事だ。けれど、こ...

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