第203章

「……言いたいことは言い終わった?」

日向雫は視線を引き戻し、淡々と口を開いた。

「さっきの発言、全部録音した。これで終わりにするつもりはない」

ゆっくりと、指を二本立てる。

「警察に通報する。名誉毀損と脅迫、それから一昨日、あなたが人を突き飛ばした件。傷害の疑いもある」

「それと、私の弁護士から学校に正式な書面を出す。学内でのデマ拡散といじめについて徹底調査を求める。きちんとした説明をしてもらう」

一拍置き、青ざめたソフィアへ視線を滑らせる。言葉を区切り、逃げ道を塞ぐように、はっきりと言った。

「この件で、手を出した人。口汚く罵った人。横で煽って焚きつけた人。――関わったなら...

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