第132章 パーティーに参加する

神崎雅臣はリビングの真ん中で、動かなかった。

三上奈菜もまだ傍に突っ立ったまま、俯いて肩を小刻みに震わせる。鼻をすすり、ひくりと息を吸った。

「雅臣……」

三上奈菜が顔を上げた。目の縁は真っ赤で、今にも涙がこぼれそうだ。

「おじいさまに……恥知らずって言われた。私、おじいさまの中では、そういう……そういう不真面目な女なの?」

神崎雅臣は眉間を押さえ、短く息を吐く。

「言い方がきつすぎたのは確かだ」

「数日したら俺が機会を見て話す。お前が納得できる形にする。今日は帰れ。おじいさまの怒りが収まってからだ」

三上奈菜は唇を噛み、悔しさを飲み込むように頷いた。

バッグを提げて玄...

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