第201章

第11章

立花柚月は一瞬言葉を詰まらせ、西園寺蓮と顔を見合わせた。

「あなたと話すことなんてある?」

園田麻衣は彼女を睨みつけた。

「あるに決まってるでしょ。だって私たちは、同じ男を好きになった仲なんだから」

立花柚月は眉をひそめた。

「え、どういうこと? あなたが彼を好きなの?」

彼女は人差し指で西園寺蓮を指差した。

園田麻衣は胸が塞がる思いだった。

「ふざけないでよ! 大河のこと言ってるに決まってるじゃない! とぼけるのはやめて!」

立花柚月は「ああ」と間の抜けた声を上げた。

「それなら、やっぱり話すことなんてないわね。私、彼のことは好きじゃないし」

ふと...

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