第6章

 モレッティ家を離れてから、私は社会的に完全に抹殺されるということがどういうことか、身をもって味わっていた。

 裏切り者の烙印は、疫病のように私にまとわりついて離れない。ニューヨーク中のまともな雇い主は、意図的に捏造された私の裏切りの経歴を調べるやいなや、誰一人として私を雇おうとはしなかった。

 ニコは安全な住まいとまともな仕事を手配すると申し出てくれたが、私はすげなく断った。もし彼の保護を受け入れてしまえば、私たちが裏で結託しているという長老会議の疑念を裏付けることになってしまうからだ。

 結局、私はブルックリンで最も薄汚れたモグリの地下診療所で、雑用の仕事を見つけるしかなかった。毎...

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