第14章 助けを求める

「……なんで?」

コールは目を見開いた。信じられないものでも聞いたみたいに。

「おまえ、手際いいだろ。フェンスの修理なんて、せいぜい10分やそこらで終わるじゃねえか! アイヴィーは手に木のトゲ刺さってんだぞ。ああいう粗仕事なんてやったことねえんだ。ちょっと手ぇ貸してやればいいだろ!」

エヴァは脚立の上から、見下ろすようにその男を見た。

血のつながりだけで「兄」と呼ばれる、コールという男を。

「粗仕事をやったことがないから、私が代わりにやるべきだって?」

「おまえは外で育ったんだ、こういうのに慣れてる。けどアイヴィーは違う! 家で大事に育てられてきたんだぞ!」

ぽつり、と空気が落...

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