第116章

闇の中で、ネロは手を伸ばし、慣れた指つきで探り当てる。アランはほとんど間を置かずに反応した。

ネロの指先が、アランの分身に浮いた血管を丁寧になぞる。

「気持ちいい?」

掠れた声で問う。

「……ん」

アランが短く応える。

掌に伝わる、太くて硬い熱。ネロの胸の奥が、またぞくりと昂ぶった。

「ぁ……」

吐息が漏れる。片手は自分の腰へ滑り、確かめるように撫でた。

ネロは身を翻し、アランの分身を自分の尻の谷間へ押し当て、腰のあたりまでぴたりと沿わせる。自分の分身も前に添え、二つを前後に密着させたまま、両手で前も後ろも撫で回す。腰を小さく揺らし、甘い声で喘いだ。

アランは身体をわずか...

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