第135章

夜。新居の寝室。

かすかなホルムアルデヒドの匂いはとうに抜け、部屋には木屑と背の高い亜熱帯の植物が混ざり合った香りが漂っていた。新鮮で、見知らぬ匂い。なのに胸が妙に高鳴る。

ベッドの上では、二人が絡み合い、転げ回っている。

アランはもう一度ネロを組み伏せ、足首を持ち上げた。両脚を限界まで開かせ、腰を深く突き入れる。容赦なく、立て続けに。

ネロが声を上げた。

反射的にアランはネロの口を手で塞ぎ、動きを止める。薄暗がりの中、身を屈めて吐き捨てた。

「くそ……そんなにでかい声、出すなよ」

「ん……」ネロは呻き、腕を振りほどこうとしながら首を振る。「無理……できない……」

「我慢しろ...

ログインして続きを読む