第100章 一緒に住む

「一か月で十分です」

「その程度もやれないなら、星曜石は私の手にあっても宝の持ち腐れです」

白井奥さんが、きっぱりと結論を下した。

「いいわ。澄乃の言うとおりにしましょう。村田さん、後の仕入れの段取りまで責任を持って。緋色には最優遇の条件で、最高のサービスを付けてあげて」

「承知しました、白井会長」

村田さんがうなずく。

会議が終わると、白井奥さんは片瀬澄乃だけを残した。

手を取られ、まなざしに労いと喜びが満ちる。

「澄乃、今日のあなたは本当によくやったわ。想像していた以上よ」

片瀬澄乃は小さく笑った。

「ありがとうございます、白井おばあさん。あなたが背中を押してくだ...

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