第99章 ドン引きする

ただ、もうこの件は片がついた。七海としては、今さらあの連中と一切関わりたくない。眉をひそめたまま、淡々と問い返す。

「ここ、警察署ですよね? まだ私に協力しろってことですか?」

警官は気まずそうに頭をかき、視線を泳がせた。

「ええと……実は今日、署で大きい事件が入ってまして。残ってるのが俺と、今日来たばかりの新人の巡査だけで……こういう案件、俺らも初めてで……」

言い淀んだところで、七海には察しがついた。

「分かりました。どう協力すればいいです? 言ってください」

警官が手順を細かく説明し、確認を終えると、二人は並んで取調室へ入った。

七海の姿を目にした瞬間、石川照の顔は怒りで...

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