第87章 いったい誰が彼女を相手にしているのか?

どれほど時間が経ったのか。

その残酷な凌辱は、ようやく終わった。

三人のホームレスはズボンを上げると、彼女の持ち物を根こそぎ奪っていく。

立ち去り際、ひとりがくしゃくしゃの紙幣を二枚取り出し、温井水月の裸の身体へ投げ捨てた。

「よく尽くしたじゃねえか」

黄ばんだ歯をむき出しにして、男は下卑た笑みを浮かべる。

「次も機会があったら、またお前にサービスしてもらうわ」

そう言い残し、三人はげらげら笑いながら闇の中へ消えた。

温井水月は虚ろな目で空を見上げる。

涙だけが、音もなく頬を伝って落ちていった。

どれほど経った頃だろう。通りかかった運転手が彼女を見つけ、慌てて救急へ通報し...

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