第104章 番組に参加する

茅野美月は、相馬瑛太の「引け目」を見て取ると、途端に度胸がついた。むしろ逆に、瑛太へ釘を刺す。

「自分がどれだけ偉いと思ってるの? 言っとくけどね、うちのお母さんがずっと相馬グループを支えてきたから、今があるのよ。あの人がいなかったら、とっくに潰れて、あんたもあんたの母親も路頭に迷ってたんだから!」

「私が助けてあげたのに、感謝もしないで……。これから先、茅野芽衣の名前を口にしたら――ただじゃ済まさないから!」

吐き捨てるように言い終えると、美月は階段を駆け上がり、バタン! と乱暴にドアを閉めた。

相馬瑛太は拳を握り締める。

瞳の奥で、怒りが濁流みたいに渦を巻いた。

――いちばん...

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