第141章 罪悪感

相馬瑛太は胸の奥がひくりと震え、反射的に黒いままのモニターに映る自分の顔を見て、襟元を整えた。

それから大股で会議室へ向かう。

――だが、扉を開けて中の顔ぶれを見た瞬間、表情が硬直した。

ニオが振り返り、相馬瑛太に向けて薄く微笑む。

「相馬社長、はじめまして。慈善プロジェクトの協業の件で伺いました」

相馬瑛太の顔に、落胆がありありと浮かぶ。

「ニオさん……どうしてあなたが。来るのはマリアさんじゃなかったんですか」

ニオは終始、礼儀正しい笑みを崩さない。

「マリアさんは普段、研究でお忙しいので。こういう提携の話は私が担当しています。私で問題ありません」

「でも……」

相馬瑛...

ログインして続きを読む