第25章 薬を盛る

相馬瑛太は意識を取り戻してからというもの、茅野芽衣に対して、これまで感じたことのないほどの罪悪感に苛まれていた。

――自分が愛するのは、永遠に芽衣だけ。

茅野美月みたいな人間と芽衣を並べて考えること自体、芽衣への最大の冒涜だ。

翌日になっても、その後ろめたさは消えない。

罪滅ぼしでもするように、相馬瑛太は茅野芽衣の言うことを何でも聞いた。

彼は芽衣にべったりと寄り添い、長いこと甘えるように触れ合ってから、唇の端や額に軽くキスを落とす。

「……離れたくない」

茅野芽衣が唇を結び、何か言おうと顔を向けた、その先。

相馬幸江の冷ややかな嘲りの視線が、真正面から突き刺さった。

まず...

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