第62章 真相を調査する

ほどなくして警察が現場に到着し、茅野芽衣は事情聴取に協力して調書を取り終えると、タクシーで帰宅した。

そのころ――相馬瑛太は、芽衣より先に家へ戻っていた。

リビングに入るなり、茅野美月が興奮した様子で瑛太に飛びつく。ぼろぼろと涙をこぼし、両腕で彼の首にしがみついた。

「瑛太……聞いて。今日、あたし、死ぬところだったの。もう二度と会えないって思って……怖かった……。お腹の子に何かあったら、あたしだって生きていけない……っ」

瑛太は眉をひそめ、反射的に引きはがそうとした。だが「子ども」という言葉に、胸の奥がわずかに揺れる。結局、軽く背中を叩いて宥めるしかなかった。

「……もういい、泣く...

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