第95章 やんちゃコンビ

利久は小さな工具を手に、何かの機械を分解していた。

真央は外された部品を受け取り、手際よく組み替えている。

……待って。これ、なんか見覚えがあるんだけど?

これって――前に私が使ってたパソコンじゃない!!!

茅野芽衣は、こめかみがズキズキと痛み出すのを感じた。

すぐさま両手を腰に当て、冷えた声を落とす。

「利久、真央。何してるの?」

二人はびくっと固まり、ゆっくり振り返った。示し合わせたみたいに、愛想のいい笑顔を作る。

利久は部品をぽいっと置くと、茅野芽衣の太ももにぎゅっと抱きついた。ふにゃっと甘い、幼い声。

「ママ、おかえり。ママ、今日もおつかれさま」

「ママ、会いたか...

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