第8章

 七日目の朝。聖樹の枝先に、いつの間にか蕾が二つ増えていた。

 数えてみる。前は一つだけだったのに、これで三つ。――揃った。夕暮れになると、蕾はほとんど同時にほころび、花弁の真ん中に三人の子が横たわっていた。小さな身体。透けるような肌。指をきゅっと丸めて眠っている。

 私はいちばん手前の子にそっと触れた。するとその子は、私の人さし指をぎゅっと握り返してくる。思ったより力が強い。

 その瞬間、雲の裂け目から七色の光が、また滝のように降り注いだ。

 森の奥から百羽、いや数えきれない鳥が飛び立ち、城の上を輪を描いて舞いながら一斉に鳴いた。地面いっぱいの花が、そのとき一斉に開く。窓辺の花も、...

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