第118章 藤井修也の自殺

中島颯真は、彼の様子を見て胸が締めつけられた。

「社長……その、実は……」

藤井修也は、今そこで初めて彼の存在に気づいたかのように顔を上げ、苛立たしげに遮る。

「出ていけ。俺は……この子と話す」

「社長——」

「出ていけって言ってるだろ!」

怒声が壁を震わせた。

中島颯真はそれ以上言えず、ひとまず寝室を出るしかなかった。

廊下の突き当たりまで足早に移動し、震える指で番号を押す。

「もしもし、桜井医師。中島颯真です。社長の様子が……かなり良くありません。できるだけ早く来ていただけませんか。発作が出そうで、心配で……」

受話口の声は、厳格で冷たい。

「まず、何があった」

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