第36章 女神降臨、正面から戦う!

藤井修也が立花結月と出会ったその日から、彼女がどれほど美しいかはわかっていた。

それは、結月がまだ八歳で、年寄りが詰め直した花柄のシャツを着ていた頃――白く澄んだ小さな顔が、天使みたいに整っていたあの瞬間に、もう決定的に証明されている。

藤井修也は、まるで蒐集家だった。

稀代の宝石を掌に隠すように、慎重に、丁寧に。誰にも一分たりとも覗かせない。

――それなのに、今日。

立花結月は、あまりにも堂々と姿を現した。

身に纏うのは、銀色のロングドレス。

細かなフリンジが幾重にも揺れ、その一本一本に、針の先ほどのダイヤが埋め込まれている。

デザイナーの手は、まさに神業だった。

フリン...

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