第123章

恵麗視点:

まさか、こんなにも長いあいだ胸の奥に押し込んでおいた本音を、祈葉に全部見抜かれていたなんて。

それどころか、こんな大勢の前で、あんなにはっきりぶちまけるなんて――!

頭がカッと熱くなった。あれじゃあ、私の服を全部剝ぎ取って、その場で全裸で走らせるのと同じじゃない!

どうしたらいいかも分からず、ズキズキ痛む頬を押さえたまま、一郎の方を慌てて振り向く。

けれど、一郎の顔に浮かんでいたのは、嫌悪と非難だけ。

まるで「全部台無しにしやがって」とでも言いたげな目で、私を見下ろしていた。

なんで、私が責められなきゃいけないの?

今起きてることが、私の望んだことだとでもいうの?...

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