第133章

妃那視点

 招待状を受け取ってざっと目を通し、私は上機嫌で笑った。

「そういえば、最近どこにも遊びに行ってなかったわね。せっかく誘ってくれたんだし……あなたの顔を立てて、一緒に行ってあげる」

 葉夜が、心底ほっとしたような声音で言う。

「ありがとう」

 私もくすっと笑い、ふと思い出したように問いかけた。

「このヨットパーティーって、ミーアが主催なの?」

「いや、主催してるのは地元の何人かの実業家だ。ミーアがビジネスパートナーを探しているって聞きつけて、向こうから企画したらしい。目的は……君なら分かるだろう」

「なるほどね」

 私は軽く頷いた。

 ミーアはイタリアのロドリゲ...

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