第52章

妃那視点:

島に来てからの三日間、私は葉夜と、ひたすらセックスして過ごした。

浜辺の砂の上、別荘の芝生、ワインセラー、窓辺──。

ベッド以外のほとんど全部の場所に、私と彼が狂ったように求め合った痕跡が残っている。

昼は飽きもせず絡み合い、夜になれば、欲なんて残っていないはずなのに、互いにくっついたままベッドで眠りに落ちる。

葉夜が約束したとおり、彼は私の身体を満たし、空っぽで傷だらけだった心まで、隙間なく埋めてくれた。

……ただ、一つだけ完全に予想外だったのは、この男、想像以上にタフだということ。

三日間ぶっ通しのセックスで、さすがの私もそろそろ限界なのに。

当の葉夜はという...

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