第151章

一条瑾人が帰ったあと、西園寺千枝はぷりぷりしながらお菓子棚をガラッと開け、自分の小袋スナックを掘り出した。三袋立て続けに食べて、ようやく言葉にならないモヤモヤが少し落ち着く。

ふと時間を見る。もう夕飯どきなのに、黒瀬冬真はまだ帰ってこない。

我慢できず、千枝はメッセージを送った。

【忙しい? 忙しい?】

秒で返ってくる。

【どうした】

千枝はソファにうつ伏せになり、両脚をぷらんと後ろに跳ね上げたまま打ち込む。

【別に。いつ帰ってくるのかなって】

一拍置いたような返事。

【千枝が俺のこと気にするなんて】

西園寺千枝「……」

くるりと目を回して、いたずらっぽく指を動かす。

...

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