第278章

「お前、わしを憤死させる気か? そんなに早く棺桶に入ってほしいのか」

「お祖父さん、そんなつもりはありませんよ。お祖父さんが体を大事にしないから、お祖母さんが毎日ビクビク心配してるし、母さんにも僕が怒られるんです。『お前の世話が足りない』ってね。ほら見てください、お祖父さんが言うことを聞かないから、こんなに大勢の人に心配をかけてるんですよ」

「余計なお世話じゃ。どっちが祖父でどっちが孫だかわからんわ」

「お祖父さんがいいなら、僕が本当にお祖父さんになりましょうか?」

「この馬鹿者、何を言い出すんじゃ!」

 その祖父と孫のやり取りがおかしくて、渕上純は思わず吹き出し、クスクスと笑い声...

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