第320章

数え切れないほどの賛辞が、渕上純の耳元に降り注いでいた。

誰もが口々に言葉を尽くし、渕上純を褒めちぎる。そのあまりの勢いに、当の本人である渕上純でさえ気恥ずかしさを覚えるほどだったが、それを口に出すわけにもいかない。彼女はただ、得体の知れない追従に対して、非の打ち所のない完璧な微笑みで応えるしかなかった。

「神原奥様は本当にお美しい。以前からテレビで拝見しておりましたが、以前街でお見かけした時など、あまりの美しさに息を呑みましたよ」

「私も常々、神原奥様はお綺麗だと思っておりました。映画スターよりも華がある。もし映画にお出になれば、きっと大スターになられるでしょう」

「神原社長と神原...

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