第352章

「なら、どうしてお前が渕上純の肩を持つような真似をするんだ? 前はあいつのこと、気に入らないって言ってただろ」中村修が問い返す。

菅田清は紫煙をくゆらせ、意味深な表情を浮かべた。「以前は俺も、渕上純はその辺の拝金女と同じだと思ってたさ。金目当てで俺たちの輪に入り込み、文清に近づいたんだとな。だが、どうやら違うらしい。確かにあいつは金が好きだが、ただ盲目的に金を欲しがる女たちとは一線を画している」

その言葉に、中村修は首を傾げた。「どういうことだ? さっぱりわからん」

「お前の知能と女に対する理解度じゃ、俺の言ってることは理解できないだろうよ」

憤慨した中村修は、菅田清の肩に拳を叩き込...

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