第361章

まさにそのせいで、渕上純は神原文清に執拗に翻弄され、理性が崩壊寸前だった。全身が溶けそうなほどの快楽に支配され、意識が飛びそうになる。

神原文清は男だからだろうか。薬の効果は凄まじいものの、彼の意識は依然として明晰だった。

情事で紅潮した渕上純の顔を見下ろし、彼は思わず嘲るように口を開く。

「自分の顔を見てみろ。鏡を持ってきて見せてやりたいぐらいだ」

渕上純は一瞬呆気にとられたが、すぐに羞恥で顔を歪め、たまらず神原文清の胸を拳で叩いた。

男は彼女の手首を掴んで口づけを落としながらも、腰の動きを緩めることはない。それどころか、さらに激しさを増していく。

彼は渕上純の身体を知り尽くし...

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