第387章

視線を感じたのか、新田佐美が顔を上げる。その視線は、じっと彼女を見つめていた渕上純とぶつかった。

実のところ、今夜の新田佐美は一度ならず渕上純の美貌に圧倒されていた。これほど美しい女性がこの世に存在するなんて信じられない。どの角度から見ても完璧で、まさに死角なしの美しさだ。

以前から神原夫人は傾国の美女だと噂には聞いていた。だが最初は信じていなかった。有名な芸能人でさえ、そこまで圧倒的な美貌の持ち主はそういないからだ。

だが今回、新田佐美は自分の認識が完全に間違っていたことを悟った。

渕上純は芸能人より何千倍、何万倍も美しい。

もし彼女が芸能界に入れば、瞬く間にトップスターになるだ...

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