第398章

千鳥の母の頬を涙が伝う。その声は震え始め、やがて掠れたものへと変わっていった。「千鳥燕も自分の過ちを深く反省しています。あの子だって死んでしまいたいほど悔やんでいますし、私たち親だってあの子を絞め殺してやりたいくらいです。ですが、ここは法治国家ですし、何よりお腹を痛めて産んだ我が子です……どうして見殺しになどできましょうか……」

「渕上先生、いえ、神原奥様。お願いします、どうか千鳥燕にもう一度だけチャンスをいただけないでしょうか? 私たち家族に生きる道をください。もし今後……いえ、今後などありません。万が一、万が一にもあの子が改心しなければ、その時は殺すなり煮るなり好きにしてください。私た...

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