第444章

千鳥燕ははっと我に返り、ふわりと微笑んだ。

「一昨日入職したばかりで。あとで学食でお昼を食べて、キャンパスを散策しようかと。このコーヒーを飲み終えてから行こうと思っていたんです」

「もうお昼時なのに、コーヒーなんていいじゃないですか。一緒に行きましょうよ。ついでにキャンパスも案内しますから」

「ええ、ぜひ」

食堂の照明は眩しいほどに明るく、整然と並んだテーブルを照らし出している。

ちょうど講義が終わった時間帯ということもあり、食堂内は多くの人で賑わっていた。学生たちはトレーを手に、目当てのメニューを探して歩き回っている。

千鳥燕たちはそこでさらに二人の教師と合流し、四人で食事を囲...

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