第106章 いい値で売れるはずだ

冬木雨音は腰が抜けたように震え、狂ったように叫び、泣きじゃくり、喉が潰れるまで声を張り上げた。

「お父さん、お母さん、お兄ちゃん、助けて……!」

冬木紳助と冬木美蘭が駆け寄ろうとするが、手下にあっさり遮られる。

武弘が冬木颯真を一瞥した。

「こいつ、お前の妹か?」

武弘は前へ出ると、テーブルに片足を乗せ、指先で雨音の顎を持ち上げて左右から品定めする。

「顔は……まあ悪くねえな。身体は――」

視線が下へ落ちた。

家の中だからか、雨音は早々にネグリジェに着替えていた。下着も付けていない。薄い布越しに胸の起伏がはっきりと分かり、尖った先端まで浮き上がっている。

武弘は指でその先を...

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