第119章 また正体がバレた

御堂柊吾と江崎悠白は同時に固まった。

涼子ちゃん?

冬木涼子――?

二人の視線が、冬木涼子へと吸い寄せられる。

冬木涼子はどこか後ろめたそうに、へにゃっと笑った。

「えっと……私」

そして小走りで葉山飛鳥の前へ行くと、親しげにその腕へ絡みつく。

「飛鳥さん、W市に来るなら先に言ってよ~。ほらほら、紹介するね」

彼女は半ば強引に葉山飛鳥を引っぱり、御堂柊吾の前まで連れていった。

「みんなに紹介するね。私の大事な友だちで、頼れるお姉ちゃん――葉山飛鳥」

「……は?」

江崎悠白が目を見開き、信じられないものを見るように二人を見比べた。

冬木涼子が、帰一盟の副盟主と――友だち...

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