第013章 どこからの自信

江崎悠白がそう叫ぶと、家の中にいた全員の視線が一斉に江崎悠白へ向いた。

もちろん、冬木涼子を除いて。

彼女はというと、ひたすら黙々と飯をかき込んでいた。

江崎悠白も箸を止め、通話を切るなりすぐリビングへ向かう。

御堂柊吾の隣に腰を下ろすと、興奮を抑えきれない様子で言った。

「柊吾、じいちゃんがさ。今日、闇市のほうでとんでもない天才医師に会ったんだって」

「もう息がない老人を、その若い名医が無理やり生き返らせたらしい。……信じられないだろ? でも、あのじいちゃんがあそこまで人を褒めるの、俺初めて見た。腕は本物だと思う」

江崎悠白は身を乗り出し、言葉を続ける。

「天才医師・葵は今...

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