第041章 機に乗じて報復する

冬木涼子「医者の前じゃ、男も女も関係ない。それに――」

「ストップ、ストップ!」江崎悠白が慌てて遮った。「もういい、もういいって。若き名医、ほんとにもう何もないから」

言ってることは、全部当たっている。

怖すぎる。

童貞だってことまで見抜くなんて。

もう、完全に白旗だ。

実際、彼はまだ童貞だった。

ただ、御堂柊吾とは違う。

御堂柊吾は潔癖なのもあるし、体の事情もあって、そもそも欲が強くない。

でも自分は違う。単に、好きになれる女の子に出会っていないだけだ。

だから、そういうことを解消するためだけに適当な女を探す気にはなれない。

妥協したくない。だったら自分でどうにかする...

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