第095章 贈り物をもらいすぎて手がしびれる

御堂柊吾がくすりと笑った。

ティッシュを手に取り、そっと涙をぬぐってやる。「ブサイクじゃない。うちの今日の主役が、いちばん綺麗だ」

「うん!」

冬木涼子は嬉しそうに笑った。

江崎悠白が口を挟む。「はいはい。旦那がいると強気だな。ほら、座れ。こっちは腹ペコなんだよ」

みんなに囲まれた冬木涼子は、中央の席――いわゆるセンターに座らされる。

その隣に御堂柊吾。

ほかの面々も順に腰を下ろした。

ほどなくして、白いコック帽をかぶった男が入ってくる。

江崎悠白が紹介した。「涼子さん、この人が柊吾がわざわざ海外から呼んだ、世界トップクラスのシェフ――諏訪さんだ。知らねえだろ? こいつの料...

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