第096章 誕生日のサプライズ

諏訪さんはこれまで何度もテレビに出ていた。冬木雨音も顔くらいは知っている。

冬木紳助も冬木美蘭も、同じように愕然としていた。

「どうして諏訪さんが冬木涼子と一緒にいるんだ?」

あの様子だと、ついさっきまで冬木涼子の誕生日を祝っていたようにも見える。つまり——諏訪さんは、御堂柊吾に頼まれて冬木涼子のバースデーパーティーを担当したってこと?

その結論に辿り着いた瞬間、雨音はもう平静ではいられなかった。

目に火がついたみたいに、冬木涼子を睨みつける。

大勢に囲まれ、まるでお姫様みたいに扱われている冬木涼子。その光景が許せなくて、雨音は両手をぎゅっと握りしめた。

怒り。悔しさ。憎しみ。...

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