第103章

神崎飛鳥は最初からわかっていた。あのクソ神が、善意だけで終わらせるはずがないって。

前に2,000万を手に入れたとき、腹も痛くならなかったから、彼女は内心こっそり長いこと喜んでいた。――あ、忘れられたんだ。クソ神、ついに私に飽きたんだ。そんなふうに。

……甘かった。

ここで待ち構えてたってわけだ。

神崎飛鳥はふう、と息を吐く。来るものは来る。問題は、今回はいくら持っていかれるか――それだけ。

彼女はそのまま地下鉄に乗り、児童希望基金会へ向かった。道中も、こそこそとクソ神と交渉し続ける。

帰る手段だって探さなきゃいけないし、前の寄付の感じからすると、手元にいくらあっても最終的に残る...

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