第118章

 三村保たちは家に戻るなり、揃って腰を抜かしたまま寝込み、熱にうなされては意味のわからないことばかり口走った。

 「高架の下に幽霊がいるんだ、今すぐ除霊師を呼んで捕まえろ」とか。

 当然、まともに取り合う大人なんていない。三村保は平手打ちを二発、三発と食らった。

 「サボりの罰だ! サボりの罰! 今度は嘘まで覚えたのか!」

 三村保は頭を抱え、言い返したくても言い返せない。

 「……本当なんだって! 俺だけじゃない、クラスの連中も見たんだ! 信じないなら、そいつらに聞いてみろよ!」

 「まだ言うか。サボっておいて正当化する気か? 挙げ句の果てに人まで騙すようになって!」

 「…...

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