第51章

その言葉は、会議室に落ちた一発の雷鳴のようだった。

束の間の静寂。直後、堰を切ったように場が爆ぜる。

「ふざけるな!」

真っ先に立ち上がったのは六条大和だった。怒りで全身を震わせ、修介を睨みつける。

「修介、お前は自分で自分の腕を切り落とす気か! あの会社連中とは何年付き合ってきたと思ってる。どれだけの人間がその仕事で食ってる? お前が止めると言えば、それで済む話じゃないだろう!」

「その通りです! あの連中との繋がりを、そんなふうにスパッと割り切っちゃったら大事になりますぞ!」

「若造のやることは短慮すぎる! 六条家ごと泥船に乗せる気か!」

反対の声が、あちこちから次々に飛ぶ...

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