第78章

彼は声を震わせ、涙までこぼしながら懺悔した。そんなふうにすれば、私の同情を引き出せるとでも思っているのだろう。

「戻ってきてくれさえすれば、俺、何だってする! 一生……いや、残りの人生全部で償う! やり直そう、前みたいに……!」

塵にまみれて地べたに這いつくばるみたいなその姿が、ただただ滑稽だった。

この男は、永遠に責任を背負えない。失敗の原因を、いつも誰かのせいにするだけ。

「……消えろ」

歯の隙間から絞り出した一言。視線は氷より冷たかった。

彼は、私がここまで突き放すとは思っていなかったのだろう。表情がぴたりと固まる。

その一方で、胸の奥に刺さっていた不安だけが、この瞬間、...

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