第7章
アーサーは昂ぶりすぎて、言葉もまともにならなかった。
「セシリア、やったんだな! おまえが深淵の魔女を殺した! 俺を救ってくれたんだ!」
「これで深淵の危機は終わりだ。俺は神王のまま、おまえは俺の神后!」
「やり直そう。誓う、これからはおまえだけを愛する。すぐに大婚だ!」
その姿は、あまりにも独りよがりで、あまりにも重い妄想に囚われていて。
怒る気力すら湧かなかった。
ただ、どうしようもなく滑稽で、馬鹿げている――そう思うだけ。
「セシリア……やっぱりおまえの心には、まだ俺が……」アーサーはなおも喋り続ける。
彼の手が私のスカートの裾に触れるより先に、
銀色の残...
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