第7章

 あの全世界配信の釈明会は、剣介と沙苗にとって悪夢の幕開けになった。

 沙苗は、迷惑行為と名誉毀損の疑いでその場で警察に連行され、事情聴取を受けることになった。T大は体面を守るため動きが早い。あっという間に彼女の学籍は抹消された。自慢の「シンデレラ」設定は木っ端みじん。転落劇の笑いものだ。

 そして剣介は、さらに悲惨だった。

 圭也はもう、じわじわ追い詰めるような真似はしない。容赦のない手で一気に叩き潰しにかかる。三か月もしないうちに、剣介が新堀家の看板を盾に立ち上げた小さな会社は、資金繰りの破綻と違法まがいの運用を突かれて差し押さえ。事実上の終わり。

 新堀のお爺さんは、圭也の怒り...

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