第195章

言いながら、雨宮麻里奈はにこにこと携帯を取り出した。

高橋桜は優しい笑顔で近づいていった。

「よし、うちの宝物のために目利きをしてあげるわ。この男が本当にあなたに相応しいかどうか見てみましょう」

しかし、雨宮麻里奈が写真フォルダーを開いて探しても、なかなか見つからなかった。

「おかしいな、この前確かに盗撮したのに。遠くからだったから鮮明じゃないけど、雰囲気が本当に最高だったのに。桜、彼から漂う気配、絶対に普通の人じゃないって断言できるわ」

結局、高橋桜がどれだけ待っても、雨宮麻里奈は写真を見つけられなかった。

「ああああ、私の写真どこ行ったの??せっかく撮った男神の写真なのに、ど...

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