第127章

しばらく顔を合わせていなかった旧友が、子どもの件という巡り合わせでまた一つところに集まった。日野新義も林田稲も、胸にこみ上げるものがある。

三上乃は目黒らいを連れて個室のソファに腰を下ろし、孫と一緒に買ったばかりのおもちゃで遊んでいた。

林田稲が日野新義の杯に酒を注いだところで、

「新義さん、あんたに会うたび、ケツが痛くなるんだよな」

日野新義は笑った。

「部隊じゃ、おまえほど手のかかる兵はそうそういなかった。新兵のくせに何でも挑んでくる。教官室でおまえの名前が出た瞬間、全員が頭抱えたもんだ」

「俺の名前が出ると頭痛、か。けど、容赦なく叩き直してくれたのは新義さんだけだ」

そう...

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