第180章 調査結果

羽鳥秋葉は水の入ったカップを持つ手をぴたりと止め、すぐに何事もなかったように彼の向かいの一人掛けソファへ腰を下ろした。

「うん。ちょっとした物を持ってきて、要領を得ないことをだらだら言ってたから、帰ってもらった」

古川静弘にまつわる面倒をこれ以上口にしたくないのだろう。声の温度は薄く、取るに足らない出来事を報告しているだけのようだった。

だが、林田新はそこで流す気はない。眉間のしわがさらに深くなる。

「何を持ってきた? 古川静弘の差し金か? それで、何を言われた」

彼はここ最近、会社の緊急案件に張りつきで、毎日が火の車だった。羽鳥秋葉のほうで何かあったらしいと知ったのも、午後の片づ...

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